岩手渓流釣果レポート(後編)

9月下旬
この頃になると残りの釣行日数を考えると段々と寂しくなりますな笑笑
まだ歩ききれてない沢などのコンディションを気にしながら釣行河川選択ですね。

今回の釣行でも前回と同じくまだ秋を感じさせない尺上のヤマメに会える事が出来ました。
Lの字ぶっつけの流れの当たるエグれから下からドカンと笑笑
水面が割れてファイトするエキサイティングなバイトシーンでした。

今回もセンリガンMS!
素晴らしいヤマメに巡り合わせてくれます。
この時点で残りの釣行回数あと2日。
最後までヤマメを求めて歩き回りますよぉ。

今年は私のタックルに変化がありました。
アバンギャルドを出させていただきました。
TF-A45LS-TZ SHOW UPです。

コンセプトとしては私のメインフィールドである沢や小渓流、源流域などでヤマメをターゲットとしサイトフィネスをストレスなく演出できるロッド!
パワー表記はLSだがアクションとしてはエクストラファーストとなっている。
近年細分化しているトラウトロッドにおいて4.5フィートというレングス。
狭まった空間。ボサあり木の枝ありのパーフェクトなキャスティングポジションの取れない状況からでのキャスティングを自分の中で容易に演出してくれる為のレングスである。
またエクストラファーストというアクションが僅かなティップの返しだけで低弾道のロングキャスト、ピンポイントへのルアーのリリースをも容易に。
張りのあるプランクだがティップにしなやかさを極限までに持たせた事によりヤマメのバイトを弾く事なくベリーの張りがしっかりセットフックにまで持ち込んでくれる。
一番頭を悩ませ苦労したのがこの部分だった。
張りのあるブランクだけではキャスティングはしやすいものの、いざヤマメをキャッチまでと考えるとロッドのバランスの大事さという部分をテストを通じて教えられた。
最初のテスト段階ではティップに張りを持たせすぎていた為に目標サイズのヤマメを手に出来ない場面も多々あった。

そうして現場へ行っての不具合を持ち帰り修正を繰り返しての足し算、引き算の中自身のシグネイチャーモデルSHOW UPを完成させていただきました。
ちなみに偉知郎さんからいただいたSHOW UPというネーミング。
庄司のSHOW、私のアップキャストのフィッシングスタイルからのUP。
もう一つはショーの始まり、開幕と言う意味がかかっているそうです。
ありがたい
お陰様で今年1年ストレスなくヤマメと向き合う事ができました。
ロッドのような生命線となるような道具で100%と言う事はないと思います。
ただその中で自分のやりたい事をストレスなく演出してくれるならその弱点はこちらが修正してあげれば良い。
SHOW UPは自分の中でそういう道具です。
全ての道具のトータルバランスや技術が揃ってこそ今追い求めてるフィールドのヤマメ達に会えるそう思っています。

タックル
ロッド:TF-A45LS-TZ SHOW UP
リール:ZEBCO3
ルアー:センリガンMS
    センリガンS
    ナムサン5MS
    ナムサン5
    バラット5
ライン:アーマード0.6号
リーダー:ナノダックス5lb

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