No.002 Sep.1.2010.  南アフリカ解禁釣行       高橋  誠様   

こんにちは。
南アフリカ@高橋です。
お世話になっております。

南アフリカは、9月1日が「春の日」。
暦の上では、この日から本格的な春です。
殺風景だった茶色の風景から、春の花が咲き出す
鮮やかな風景に変わりつつあります。
日照時間も、日に日に長くなってきました。
そして、待ちに待った河川の解禁日です。

実は、私の通っているエリアには、レギュレーションがありません。
アンチ・ルアー文化の南アフリカでも、何を使って釣りをしても良いエリアが存在します。
それは、「トライブス・エリア」=部族の村です。
そこには、ブッシュマンの子孫が、今でも「チーフ」と言う酋長を中心に暮らし、
聖なる川から飲み水、洗濯場、そして鱒類等の食料の恩恵を受けています。

レギュレーションが無いので、禁漁期間も無いのですが、
やはり、産卵中のトラウト達をいじめたくないのと、
はるか昔、この川へトラウト達を放した偉人への尊敬の念を込めて、
他の河川と同じ期間を自分の中で禁漁にしています。

もちろん、パーミット(魚券)も無く、
そこで釣りをするには、部族の人たちと共存する必要があります。
当然の事ですが、聖なる川を借用するので、そこに住む人たちに
受け入れてもらう必要があります。

この件は長くなりそうなので、また後ほど・・・

さて、解禁釣行に行って来ました。
結論から言いますと、まだ少し早いかな?と言った感じです。
山はまだ冬の景色のまま、虫類も見かけずシーンとしておりました。
早朝から頑張りましたが、生命反応は無く、チビブラウンがポツポツ。
そしてエリアの中盤、瀬の後の深い淵のポイントに到着。
一投目、アップクロスから、かけ上がり付近でルアーをターンさせたところ、
「フッ」っと、テンションが抜ける感覚。
二投目、少し立ち位置を上流に変えて、同じところでもっと鋭角にターン・・・
・・・根掛かりました・・・
グイグイと根掛りを外そうとしたところ、いきなり目の前で水面が爆裂!
大げさかもしれませんが、自分の頭を越えるくらいの高さを大きなトラウトがジャンプ!
ドラグが唸り、自分が掛けた魚であることを知らせてくれました。

2〜3分、(もっと長かったかもしれません)のやり取りの後、無事にネットイン。
この時期のやせたブラウンとは対照的に、立派なレインボーでした。
ネットに入れた魚体を見た瞬間、「やった!今度こそ60UPじゃっ!」
・・・と思いましたが、何度測っても58cm・・・
ひっくり返しても、尻尾を引っ張ってみても、58cm・・・
あ”〜ぁ”ぁぁぁ”〜(T▽T)・・・・あと1寸が遠いです。

それにしても重たい魚体なので、
お腹に何が入ってんだろうと押してみたら、
卵がプリプリプリ・・・
慌ててリリースしました!

シーズン終盤や初期は、レインボーの反応が良いのは、
ブラウンとは産卵時期が違うからでしょうか?
まだまだ奥の深い南アフリカトラウトです。

日本はシーズン終盤、いかがですか??


 
 

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