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2014年北海道ブラウン
Vol.98

field staff 加藤  健

全国的に大雨が降り、土砂災害もすごいようです。
北海道も雨が降り、川の魚達をリセットしてくれただろうと最近開拓中の河川の水位を確認。
2日前までの大雨でまだ釣りにならないかと思っていたが、水位表を見ると若干高め安定のまま24時間変わらない。
濁りはないと判断し1時間ちょいかけて行ってみました。
やはり濁りはないが、水位は普段より20cmは軽く高い。
支流が7、8本入っているため、上流に行けば少しは水量も減り釣りになるので一気に上流を目指した。
なんとか釣りになるところから入渓するが魚の反応は皆無…かなりの大水が出たようで、大木があらゆるところに横たわっている。
もしかして支流なら…と以前デカブラウンをバラシた支流に入る。
そこもまだ水位は10cmは高いが1キロほど藪こぎをして狙いのポイントに着いた。
川幅は1〜2m、水深は足首から膝下程度。
増水のおかげで水が生きている。
バラシてから深追いせずにずっと1ヶ月以上温めてきたポイントなだけに緊張する。
まだあのブラウンはいるのだろうか…安定した水温、酸素量、プレッシャー無しの好条件ゆえにここから動かないと確信していた。
こういう魚は1発勝負となるため、ポジショニング、キャスト位置、レンジ、アクション、ファイト、ランディングまでを何度も何度もイメトレしてきた。
気持ちを落ち着かせライン、フックを再度チェックしビーフラットをキャスト。
着水と同時にロッドを立て水面直下をトゥイッチした途端、黒い影がゆっくりと動き出し…ガボッ!!と静かな森の中に凄い音が鳴り響き水面が割れた。
ワンテンポ置いてアワせると、デカイ尾びれを見せた途端に魚が底に沈んでいる大岩と大岩の間に突っ込む!
予想通り!
ロッドでいなし岩から外すと一気に下流へ走りシェードの下に潜ろうとする!
予想通り!
ロッドを寝かせラインブレイクに注意しながらシェードから魚を出す。
すると一気に上流に走り大岩に潜ろうとする!
予想通り!
ロッドを立てとにかく潜らせない。
しかし魚のパワーも半端じゃなく、何度も何度も潜る。
しかも丸飲みなのか巻いてるのかガリガリ嫌な感触が伝わる。
これだけの突っ込みは予想外だったため、さすがに焦る(笑)ラインブレイクも脳裏をよぎるがあとはロッドパワーを信じて力勝負!やっと顔を出してくれ、無理くりランディング。
やはりルアーは丸飲み。
小動物なみの歯をした66cmのワニの様な顔をしたオスブラウンに、久しぶりに手が震えました。
TF-E50LSでなければ獲れない魚がいる。
思い出に残る魚、ファイトでした。

ロッド:TF-E50LS
リール:カーディナル3R
ライン:サンヨーナイロンGT-R5ポンド
ルアー:ビーフラット55 アユ

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