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岩手渓流
Vol.176

field staff 庄司 貴生


岩手渓流

今年は雨が続いたり、かと思えば渇水になったりと色々と状況変化が激しい年だった。
そんな中9月に入りある程度のまとまった雨が降った。
9月の雨はヤマメの産卵に大きく影響を及ぼし遡上のきっかけとなる。
各河川、個体ごとにそのタイミングは違うのだが雨による増水で尺上に会えるチャンスを広げてくれる。
その雨が降った。
その日は平水に近いタイミングでその沢に入った。
遡上魚シャットアウトの無放流区間!私の大好きなシチュエーションである。
この頃思うのだがどの河川に行っても流れが大きく変わっている。
豪雨による急激な増水で流れ自体が変わったり水深も昔に比べ浅くなった。
こんな状況の中でヤマメ達は大丈夫なのだろうか?ねがされてはいないだろうか?
この沢も豪雨による影響でだいぶ姿を変えてしまっていた。
何年かぶりに訪れた。
昔は尺上にも会え私の大事な沢の1つでもある。
あの時のヤマメの子孫達はちゃんと今でもいるだろうか?そんな心配をしながら沢へ入る。
ある程度水深のあった所も浅くなり、流れも変わっている。
まるで新規開拓をしているような感じだった。
何箇所目かのポイントで8寸程のヤマメがようやく姿を見せた。
そのヤマメの斑模様は昔と変わらずのこの沢の特徴を残したものだった。
ホッと一安心。
しかし数は減っているようだった。
その後も昔程ではないがヤマメが顔を見せてくれる。
尺上はもちろん狙っての釣行だったが沢の変わり果てた姿を見てここのヤマメ達に会えた事だけでも嬉しくなった。
しかしそんな中思わぬ出会いがあった。
こういった所のヤマメは警戒心も強くチェイスしても掛けれなければそれっきりという事が多い。
最初のキャストでいかに口を使わせるか!
サイトフィネス!
私の釣りスタイル。
簡単に言えば見切られないアクションでミノーをゆっくり引いて口を使わせる事。
それで手にした1匹だと思っている。
この沢の規模からしたらこの大きさはマックスだろう。
しばらく魚を眺め流れにもどした。
何年かしたらまたこの沢に来よう・・・

この日とは別の日に出会えた雌の尺上!
尻ビレの素晴らしさは沢のヤマメらしさを・・・
来シーズンも素晴らしい出会いを求めて沢を歩こうと思う。

ロッド エクスプローラー46
リール ZEBCO3
ルアー バラッド5、ナムサン5プロト、プロト46
ライン 月下美人4LB



 
 

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