2016東海地方渓流【イワナ編】 field staff 高橋 誠
この日は、前日雨が降ったにも関わらず朝からトラウト達の活性が悪く、アマゴのチェイスはあるもののバイトまでになかなか至ら無い。 「上流部に、イワナに会いに行こうか」 ところが、イワナがポツポツ釣れ出したところで、梅雨らしかぬ真っ黒い雲が現れだした・・・ 一瞬、今日はロッドを収めようと思ったが、スマホで雨雲レーダーを見ると、1時間後には雨が上がりそうである。 予報通り雨は上がったのだが、川は相変わらずとても釣れそうな色では無い。 でも、せっかくここまで来たのだからと、ちょっとだけルアーを投げてみて、何も無かったら帰ろうと仲間と話し合い、ロッドを出してみる。 この判断が吉と出る。 とある、障害物がたくさん沈むたるみに、Ballad6を投げ込む。 ピックアップ寸前の事だった。 Ballad6をひったくろうと、大きな黄色い影が水面を割る。 逸る心を落ち着かせ、同じトレースラインを今度は、移動距離を少なくBallad6をアクションする。 しかも、久々の大増水だったのだろう。 おまけにこの後、1まわりも2まわりも大きなイワナに、テールフックを伸ばされ逃げられる事件まで発生・・・ 濁りの中でも強い波動でアピールしたBallad6と、4lbラインでありながら、ほぼドラグロックの状態で太い濁流にも耐えれたベイトタックルのお陰でこの幸運をキャッチできたと思う。 フックを伸ばされた大イワナへのリベンジは残ってしまったが・・・ ROD : TF-E 50LC / TF-E 56LC / TF-E46LC PROT
|
|