SOULS FINALIST_ソウルズ

九頭竜川桜鱒
Vol.140

SOULS performance 事業部 field staff 菊地雅志

九頭龍川
62cm 2.8kg
68cm 4.3kg

tackle DATA

ロッド：アバンギャルドTF-A92HS
ルアー：62cm ブルースライドIM チャートドラゴン
　　　　68cm 16Beat J.O.KER MD 横浜釣り人天国オリジナルカラー ピンクキャンディー

関東在住の私が遠征で毎年桜鱒に出会うために考える事。
今の状況を把握し、自分の好む流れとポイントの照らし合せ。
桜鱒に出会う為の要素(ピース)を自分で組み立てる事。

今の川の状況は北陸の場合はfield staffの喜多氏と連絡を取り、リアルタイムに教えて頂く。
他の河川では現地のエキスパートに教えて頂きます。
その事で水温、水質、水位、鱒の動向などを把握する事が出来、ポイントが絞り易くなる。
そして自分の好む流速と地形をあてはめる。
毎日川を見れる状況ではないのと、上から下まで河川を探る事は不可能なので、自分の得意な流速を確立する必要が大事にだと思います。
例えば、「仲間がこの流れと水深は良いと思う」と言っても自分の中で違うと思ったら、その場所には入らず他を探す。
裏目にでる事も多々あります。
その時は釣れなくてもその場所で投げるか見に行けば何が違っていたのか見えて来る。
そうする事で今日の経験値が上がる。

北陸の有名河川、そう簡単には攻略出来ない。
しかし、この日の鱒は反応した。
立て続けに仲間も含め短時間に4ヒットとその流速のその窪みに鱒は居た。

年に数回の遠征で限られた時間の中で桜鱒に出会う為には、桜鱒に辿り着く無数にあるピースを繋ぎ合せてやり通す事。
そのピースにアバンギャルドと16Beat J.O.KERは欠かせない。