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2015南アフリカ業務報告
Vol.118

field staff 高橋  誠

XENOPHOBIA=ゼノフォビアと言う言葉をご存じだろうか?

ゼノフォビア=外国人排斥

つまり簡単に言うと、「外国人はこの国から出ていけ」と言う事である。

「外国人達が治安を悪くしている」
「外国人達が安く仕事を請け負うから、地元の自分達に仕事が回ってこない」
「ドラッグとか悪いことは全部外国人が持ち込んでいる」
「外国人が無制限に南アフリカに移り住んで資源を使い果たしている」

失業率も高いこの国は貧困層も多く、何の根拠も無い上記の様な言い分が滞在する街の近隣あちこちで、ある日突然激しい暴動へと発展する。

過去に街で黒人と警官の銃撃戦にバッタリ遭遇したことは有るが、それ以来の身に危機迫る治安状況・・・

近隣の町々は、外国人をターゲットとした貧困層暴徒が、殺人、略奪、放火、強盗、カージャック等々、あちらこちらで爆発。
毎日TVで放映されるニュース、新聞に載る記事。
正直、目を覆うような内容ばかりであった。

もちろん、我々日本人も「外国人」
いつ矛先が我々に向けられるか判らない状況の中、滞在するホテルからの日中仕事以外の外出は自粛されたのである。
もちろん「トラウト釣り」なんてもってのほか・・・号泣

ホテルに居れば、衣食住は割と快適である。

美味しい物が食べれて、ジムやプールで汗を流せる。

それでも・・・

外出、ましてや「釣り」を自粛せざるを得ない状況で、どんなに美味しい物を食べても、どんなに運動で汗をかいても、心が満たされることは無かった。

過去に、仕事が忙しかったり、家庭の用事があったり、天候が悪くて「釣り」に行けなかった事は多々あるが、
同じ「人間」が危なくて「釣り」に行けなかった事は人生で初めてだ。
ましてや、次にいつ「釣り」に行けるのが判らないなんて・・・

政府が警官や軍隊までもを投入後暴動も沈静化し、やっと外出できるようになったのがそれから5週間後。

残念ながら、大物のベストシーズンはこの影響で逃してしまったが、それでも、やっと釣りに行ける・・・!
釣り仲間達との再会、地元の村の人達との再会、そして秋色に染まったヒレピンの鱒達の出迎え。
大げさだけど、普通に釣りができる事自体が、涙が出るほど嬉しい。
溜まりに溜まった釣りに行きたいストレスと鬱憤を晴らすのには十分だった。

改めて、「鱒釣り」は自分の生活や人生の大切な一部なのだと認識させられた。
そして、やはり日本は安全であり、道徳も秩序もある素晴らしい国だと、思う瞬間でもあった・・・

MADE IN LOVE. SOULS JAPAN.



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