2014南アフリカ最終業務報告#2 Vol.103
Jan.16.2014 高橋 誠
南半球の 南アフリカは、12月からが夏本番。 青い空、白い雲、パームツリー・・・ 汗だくになってキンキンに冷えたビールを飲みながら迎えるクリスマスは何回経験してもやはり違和感がある 笑 南アフリカでの真夏のトラウトは本当に難しい。 大陸で有るが故に、夏は沿岸からの温かい空気が山間部に溜まり、 そこで出来た積乱雲がトラウト河川に局地的な大雨をもたらす。 山が深いので回復は早いが、それでもこの気候パターンはほぼ毎日続く。 この時期川に入れるタイミングは本当に一瞬。 もちろん、日本の様にインターネットで水位や濁度が判る訳でもなく、自分の足で川に出向くしかない。 今回の滞在中も案の定、3回出撃し何とか釣りになったのは1回のみだった。 もう一つの難しさが、気温と水温の大きな変化。 水位が下がったとしても、気温も水温も1日の中で大きく変化する為、その日のパターンを導き出すのにも本当に苦労する・・・ つまりこの時期の南アフリカに、水温も気温も「安定」と言う言葉は無いのだ。 通常私の経験で、高気温=高水温の時に活躍してくれるのがBalladやB-Flatと言った高フラッシング系のミノー達。 完全なリアクションバイトだ。 しかし、高気温+低水温、もしくは前日まで安定した気候だったのに、突然高水温&低水温になった時。 トラウト達は高フラッシング系のミノーに反応はするものの、大体がワンチェイス&ショートバイトに終わる。 皆さんも経験は無いだろうか? そこで私が使用するのが、Blues Rideシリーズ。 特にIMは、足場の高低を問わず一定層をリトリーブ出来る上に、ミディアム・ディープにもかかわらず完璧なローリングを演出する。 シャローエリアだったとしても、ロッドの立て方次第で、大体の泳層はカバーしてくれる。 実は今年の初夏、サツキマスを某河川で狙っていた際に、大雨後の同じシチュエーションに出くわした時。 BalladやB-Flatに全く反応が無かったポイントで、BR・IM65を投じた瞬間、3連続バイトと言う経験があった。 今回も、午前中の6時間をBallad&B-Flatにてワンチェイス&ショートバイトが続く中、未だノーキャッチ。 もう一度同じ区間をBlues Ride・IM85にスイッチして流し直した。 フラッシングに対して、ローリングは確かに地味なアクションでは有る。 しかしその後、ものの1時間で最大55cmのブラウンを筆頭に、沢山の釣果を私に届けてくれた。 このパターンの使い方は、ゲリラ豪雨の到来が多い昨今の日本の夏にも使えるのではないだろうか? 以前のレポートでも書かせて頂いたが、今シーズンの南アフリカは早い時期から良いサイズのトラウトが存在している。 今年の釣行毎に確実にサイズアップしている中、次回は必ず60upを・・・!
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