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2014南アフリカ業務報告
Vol.100

Oct.19.2014  高橋  誠

「空って、こんなに大きかったっけ?」
抜けるような青空の中、良く通った道を車でひた走る。
誰がまたこの地に来れるなどと思っただろうか。
1年以上ぶりのトライブス。
はやる心は、トラウトに会いたいだけじゃ無く村の人達に会いたい、景色に会いたい。
きっと、全てが混じって何とも言えない高揚感になっているのであろう。

数年前、長年を過ごした南アフリカを去る際に、お世話になったトライブスの家族にお礼とお別れを伝えに行った事があった。

その際に、トライブスの老婆に言われた言葉を思い出す。
「この地の水を飲んだ者は、いつか必ずこの地に帰るのよ。それはいつかは分からない。でも、必ず訪れる事になってるの」
不思議な事に、もう来るはずの無かったこの地に、それから2年連続で訪れている。

お決まりの駐車エリアに車を止める。
お決まりのはしゃぎが聞こえ、小さな黒い集団が走ってだんだん近づいて来る。
私だと気付いた子供達が、「えっ?何でいるの?」みたいな驚き顏で立ち止まる。
「おはよう!みんな大きくなったなあ!」
私のこの声で確信を持った子供達が、また全力で走り出す。
あっという間に囲まれ、抱きつかれる。
もう、クチャクチャだ。
嬉しい。
素直に嬉しい。

ここのところ、降雨も全く無いらしく、干ばつ気味。
川も貧しい流れとアオコだらけ。
まあ、天気が良いだけでも良しとしよう。
それでもBallad6とBe-flat、そしてベイトタックルが良い仕事をしてくれた。

このような低水位の時は、障害物絡みの水深のある場所と、流れ込みの駆け上がりをタイトに攻めてみる。
着水の瞬間にクラッチを入れ、手でラインを引っ張り出す。
障害物の壁や駆け上がりのエッジをイメージして、ミノーを真下に沈める為だ。
SOULSのシンキングミノー×ベイトタックルだから成せる技。
トラウト達に会うのもさほど時間はかからなかった。

世界的異常気象、自然災害、疫病の蔓延・・・ここ南アフリカも例外では無い。
初夏であるはずのここの地も、雨も降らないのに数日前は雪が降り、10月史上初の冠雪を記録・・・新聞を見て、唖然とした。
しかも、日中はここ山間部の方が沿岸部より気温が高いのだ。
そして、遥か遠く離れているとは言え、同じ大陸の西の端ではエボラ熱が大流行・・・

日々、暗いニュースに流されそうになるけど、しかしここトライブスでどんな時も笑顔でたくましく暮す人々を見ていると、自分も一生懸命に生きなければと改めて思う。
今ある時間に感謝すべきだと。
今ある時間を楽しむべきだと。

世界中どこに行っても、没頭出来る好きな事がある。
心から楽しめる好きな事がある。
こんな素晴らしい事って無いんじゃないか?
自分を支えてくれる、World classのタックル達にも感謝。

We are power of SOULS.

"Do you enjoy your life?"

Yes I do

"Do you alone then?"

No I don't . Never and ever

We are still here.
I am also still here.




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